入浴施設の殺菌管理
各種入浴施設では、銀イオン・銅イオンによって、清潔で快適な湯水を提供することが可能です。銀イオンの殺菌能力はレジオネラ属菌を含む種々の細菌対策に効果的で、銅イオンの殺藻能力は露天風呂の緑藻対策に利用されています。
入浴施設業界のソリューション傾向
銀イオン・銅イオンでお風呂の衛生管理。清潔で気持ちのよいお風呂に!
「公衆浴場における衛生等管理要領等の改正」に伴い、湯水の殺菌管理が義務化され、レジオネラ属菌を含む種々の細菌対策が各地域・施設ごとに見直され、その殺菌方法が注目されました。
湯水殺菌の方法としては、基本である塩素殺菌のほかに、自然の抗菌成分「銀」を利用した銀イオン殺菌が認知されています。
その銀イオン殺菌の中でも、「温泉本来の水質を変化させず、安定的に殺菌できる日本イオンの銀イオン技術(電気分解方式)」は、温泉リラクゼーションを大事にされている施設の方々に、50年間ご好評いただいております。
入浴施設の衛生管理のお手伝いは、日本イオンの基本事業です。当社では各県条例をしっかり踏まえて、ご提案をしております。
銀イオン殺菌装置(浴槽水用)
銀イオン殺菌装置(浴槽水用)は、日本イオンの自社開発製品です(当社の浴槽水用の銀イオン殺菌装置への取り組みについては、こちらをご覧ください)。
日本イオンの直接営業の場合には、銀イオン殺菌の有効テストを施設ごとにおこない、社内研究所の検査結果を報告。また、殺菌装置の提案だけではなく、「レジオネラ属菌の対策方法を提案」をするよう心がけております。 衛生管理コンサルティング
※温泉の場合、泉質ごとに銀イオン殺菌の効果が変化します
銀イオンによる浴槽水の殺菌と共に、配管洗浄によるバイオフィルムの除去、日々の清掃方法のノウハウ、「殺菌・洗浄・清掃」の三大要素についてご相談を承っております。
銀イオンの殺菌原理や特徴につきましては、銀イオン・銅イオンの公開データをご覧ください。
ご提案ポイント
自社開発製品。OEM供給も可能です。水のにごり、細菌の繁殖を抑え、入浴時の感染を防ぎます。
※2000年ごろ、レジオネラ属菌問題が発生した際に、当社はいち早く問題解決の実験をおこないました。現在では全国の各施設で銀イオン殺菌装置をお使いいただいています
銀イオン殺菌装置(浴槽水用)の製作フロー
自社開発 | 浴槽水の殺菌をおこなうため、銀イオンの殺菌装置を開発 (「イオンクリーナー」CAシリーズ) |
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改良 | 節水の観点から循環式の風呂が登場 それに合わせて循環配管設置型をリリース(同CPシリーズ) |
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お問い合わせ | 濾過器の業者より、「濾過器をセットにして組み込みたい」とお問い合わせ |
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供給開始 | 自社ブランドまたは相手先ブランド(OEM)で供給 当初、数社だった引き合いが全国的に |
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銀イオン・銅イオンはこんな製品にも応用できます
銀イオンの応用事例
銀イオン配合の入浴剤、銀イオン入りシャンプー、銀イオン入り石鹸、介護特殊浴槽の殺菌装置など
銅イオンの応用事例
(福祉施設への設置は助成金の利用が可能です。詳しくはご相談下さい。)
繊維を使った銅イオン脱塩素装置など
塩素を使用しない浴場施設のために
オゾン装置との併用
いまの温泉施設の多くはレジオネラ菌等による感染事故の防止を目的に、公衆浴場法で原則的に残留性のある滅菌方法として塩素の添加が推奨されています。
しかし、塩素臭や肌荒れ、危険なトリハロメタン発生、さらには泉質が損なわれることもあり多くの施設が頭を悩ませています。
業務用の大型浴場施設で湯質の良い安心して入れるお風呂を提供するための最善策として、日本イオンでは、オゾン装置と銀イオン殺菌の併用をお勧めしています。一般の塩素殺菌では、配管の中に蓄積する汚れ成分は取り除けないので、年に数回の高額な配管洗浄が必要でした。しかし、循環使用している湯の汚れを効率的に安全に除去するオゾン処理により、配管洗浄はほとんど必要が無くなります。したがって、一見高価を思われるオゾン装置は数年で元が取れますので、トータルコストの安い投資です。
ナノフェライト・フィルターとの併用
(比較的小規模の浴場施設に、最適です。)
元東工大の電子工学科の石橋新一郎教授が十数年前に殺菌作用を発見した超微粒子強磁性フェライト(略称:ナノフェライト)を不織布に塗布したナノフェライト・フィルターと銀イオンとの併用で、塩素をまったく使わない健康的な浴場施設の運営を実現させす。詳しくはお問い合わせください。
日本イオン 株式会社 [営業時間]8:30〜17:00 [定休日]土・日・祝日 |